牧野英語・国語塾

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国語学習の理念と方法論

多くの日本人にとって、現代文は「勉強しなくてもある程度はわかる」一方で、「勉強しても成績が上がりにくい」という不思議な科目です。
当塾では、そのような不思議な科目である国語を「感覚」で解くことから、客観的に解く、論理を構築できるように訓練し、一生涯使える思考の土台を作っていきます。

1 英語を学習しながら国語の学習も行う

当塾の最大の特徴は、英語学習と国語学習を切り離さないことにあります。

① 時制の捉え方から見る日本語の感性

例えば、英文法で学習する「現在完了形(have + 過去分詞)」を考えてみましょう。英語では「過去から現在までを繋ぐ線的な概念」を一つの形に凝縮します。しかし、日本語にはこれに直接対応する時制が存在しません。 私たちは、英語の「現在完了」という一つの概念を、文脈に応じて「継続(~している)」「完了・結果(~してしまった)」「経験(~したことがある)」と訳し分けます。 「なぜ英語では一括りにされる概念が、日本語ではこれほど多様に分かれるのか?」 この問いを掘り下げることが、日本語が持つ独自の情動や時間感覚、そしてニュアンスの豊かさを理解する第一歩となります。

② 文構造の比較が生む客観性

主語を省略しがちな日本語と、主語を厳格に求める英語。この構造的な違いを意識することで、生徒は「自分が書いている日本語には主語があるか?」「この指示語は何を指しているか?」といった点に対して、英語を解釈する時のような鋭い客観性を持つことができるようになります。

2 「てにをは」について

例えば、日本語は助詞一つを入れ替えるだけで、文の焦点や筆者の意図するものは劇的に変化します。当塾では、こういった細部に対しても意識的に読解していく力を養います。

① 「は」と「が」の違い

  • A:「その考え方は問題だ。」
  • B:「その考え方が問題だ。」

これら二つの文の差を、感覚ではなく論理で説明できるでしょうか。Aは「その考え方」を話題(トピック)として提示し、他との対比等を述べています。これに対してBは、数ある選択肢の中から「まさにこれこそが」と対象を特定(排他・特定)しています。
つまり、Aの文章はその考え方とは別の考え方が存在している可能性が高く、筆者が別の考え方と比較して述べている可能性が高いのです。
こうした差や国文法を理解し、読み分ける訓練を積むことで、生徒の読解力やさらには記述力の向上も見込まれます。

② アウトプットを前提とした日本語訓練

読解だけで終わらず、自分の言葉で説明するという訓練も必要な生徒には行います。
自分の思考を言語化するというプロセスは、脳に多大な負荷をかけますが、この負荷は、国語力を劇的に向上することができます。

5 「要約力」を核とした論理的記述指導

当塾が目指す国語力の一つが「要約力」です。例えば、1,000字の文章を100字にまとめる作業には、読解、論理的構成、表現のすべてが凝縮されています。

「何が重要か」を判断する価値基準

要約とは、単に一部を抜き出すことではありません。筆者の主張の根幹を理解し、自分の言葉で再構築する作業を含みます。この要約力こそが全科目に共通する学習の核となります。

6 学問の土台としての国語

国語力はすべての学習の土台になります。
数学の文章題を解くのも、歴史の因果関係を理解するのも、物理の現象を説明するのも、すべては言語を通じて行われます。国語力が低い状態での学習は、ほかの科目の習得にも影響してきます。
当塾で国語力を鍛えることは、英語の成績向上はもちろんのこと、他科目の理解スピードを劇的に加速させ、将来どのような分野に進んでも、複雑な事象を整理し、自分の考えを正確に伝えるための武器となります。

結びに

―「正しく読み、正しく書く」こと―

言葉を大切に扱うことは、思考を大切に扱うことにもなります。牧野英語・国語塾は、生徒が「なんとなく」の理解から卒業し、意識的に言葉を理解し正しく読むこと、意識的に言葉を使い正しく書くことができるようになる場所でありたいと考えています。その先に、難関大合格を超えた、一生涯揺るぐことのない国語力を得られるものと思っております。